みなさん、こんにちは。
事業を成功させるために、「強み」を活かしていくことが重要です。
「強み」を知って、どのように活かしいくかを考えていくためのツールとしてSWOT分析があります。
SWOT分析とは
SWOT分析は、戦略を策定する前段階において、経営環境を分析し、打ち手を編み出すツールです。
Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字をとってSWOT分析と呼んでいます。
SWOT分析の目的
SWOT分析をする目的は、会社の目的(経営理念や経営数値目標の実現)を達成するために、何が重要かを明らかにすることにあります。
何が重要かが分かれば、そこに集中することで会社の目的を達成する可能性が飛躍的に上がります。
会社にとって、SWOT分析により「強み」を把握することは重要ですが、各メンバーにとっても、自分の「強み」を把握することがとても重要です。
自分の「強み」は何ですか?
いろいろな会社でSWOT分析をしていると、意外にも出にくいのが、自社の「強み」ということが多々あります。
逆に「弱み」は、簡単にでてきます。
それでは、なぜ、「強み」は出にくいのでしょうか。
それは、「強み」は、(他の企業が難しいと思っていることであっても)「当たり前」にやれているため、「強み」と気づかないことが多いためです。
考えても分からなければ、「なぜお客さまは自社の製品やサービスを買ってくれているのか」を考えてみてください。お客さまは他のライバル企業からも買えたのに、なぜ自社で買ってくれたのでしょうか。
それでもわからなければ、お客さんに聞けばいいのです。
「なぜ、当社から買っていただいているのですか」
その答えに、自社の「強み」がでているはずです。
会社と同じで、自分の「強み」も、分からないことが多いです。
「人を明るくする」、「歌がうまい」などなど、本人としては「当たり前」にできていることですが、それが「強み」であると気づかいないことも多いのです。
そんな時は、友達に聞いてみてください。
ドラッカーも言っているとおり、何かを成し遂げるのは、「強み」によってです。
自分の「強み」を把握して、その「強み」でお客様や会社に対して貢献していくことが一番成果がでやすいのです。
上司の方も、部下の方の「強み」を把握して、適材適所、どのようにして各メンバーの「強み」を発揮できるかを考えていくことが重要です。
「弱み」とどう向き合うべきか
「強み」を活かしていくべきと言いましたが、「弱み」とどう向き合えばいいのでしょうか。
「弱み」によって、成果を上げることは難しいことです。
ただし、「弱み」をそのままにしておくべきではありません。
せっかく「強み」を持っているのに、「弱み」によって「強み」が打ち消されてしまうことがあります。
「強み」を強化するためにも、自分の「弱み」を克服していことも大切です。
新年の目標を立てた方も多いと思いますが、「強みを活かして結果を出す」ことと、「弱みを克服することで強みをより強化する」という2つの観点を意識して、目標を達成していってください。
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家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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