みなさん
こんにちは。
管理会計の中に、活動基準原価計算があります。
活動基準原価計算の考え方として、「付加価値活動」と「非付加価値活動」というものがあります。
付加価値活動と非付加価値活動
会社の中では、日々、様々な活動が行われています。
それらの活動は、大きく2つの活動に分けられます。
「付加価値活動」と「非付加価値活動」です。
「付加価値活動」とは、お客様が求めている価値を向上させる活動です。
一方の「非付加価値活動」とは、お客様が求めている価値とは関係のない活動です。
「付加価値活動」は、お客様の価値につながるため、お客様が商品やサービスを購入してくれ、売上という成果につながっていきます。
これに対して、「非付加価値活動」は、お客様の価値と関係がないため、お客様が商品やサービスを購入せず、売上という成果にはつながりません。
また、「付加価値活動」にしても「非付加価値活動」にしても、活動すればコストが発生します。
「非付加価値活動」が多いと、頑張っても結果がでず、業績だけでなく気持ち的にも疲弊してしまいます。
ここで、重要なのが、マーケティングです。
マーケティング
マーケティングとは、お客様が求めている価値が何かを考え提供していく活動です。
マーケティングにより、お客様は誰で、お客様が求めている価値が何かを考えて、それにそって商品やサービスを提供していくことが可能になります。
マーケティングがうまく機能することで、「付加価値活動」が増え、成果につなげていくことができます。
「付加価値活動」は「正しい頑張り」であり、「非付加価値活動」をしても、頑張っても成果がでない結果になってしまいます。
「付加価値活動」と「非付加価値活動」という考え方と「マーケティング」を両立することで、結果に結びつけることができます。
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家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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