みなさん
こんにちは。
事業計画をつくる際に、「売上」や「利益」の目標をどのように達成していくかに悩まれている経営者の方も多いと思います。
また、事業計画を社員が理解し、実行できるか否かも事業計画を達成できるかに大きくかかわってきます。
財務数値以外の重要な要素も数値化することが重要
事業計画を作る際には、「売上」や「コスト」、「利益」といった財務的な数値だけでなく、それを達成するための重要な要素を考えていくことが重要です。
例えば、「売上目標」を達成するための重要な要素として「訪問する」ことがあります。
「売上」を公式化すると、以下のようになります。
「売上」=「訪問数」×「提案数」×「成約率」
「売上」を上げるためは、「訪問数」や「提案数」、「成約率」を上げていくことが重要になります。
そして、重要なのが、それらを数値化することです。「訪問する」であれば、「訪問数」として数値化して、目標を設定するのです。
事業計画では、「売上」や「コスト」、「利益」といった財務数値の目標を達成することが必要ですが、これらの財務数値は、社員がさまざまな活動をした結果であり、計画・管理すべきは、これらを達成するために行うべきプロセスなどの要素を計画することです。
財務数値の目標を達成するためには、3つのことを考えることが必要
財務数値の目標を達成するためには、次の3つのことを考えることが必要です。
1.お客様がだれで、何に困っていて、どのような価値を提供すればいいか。
2.1で求めている「お客様が求めている価値」を提供するためには、自分たちはどのようなことをすればいいのか。また、生産性の高い仕事をするためにはどのようにすべきか。
3.財務目標と上記1~2を実現するために、社員はどのように成長していくべきか。
以上3つのことを考えることは、「売上」や「利益」といった財務数値の目標の達成に欠かせないものです。
ぜひ、以上の観点で、事業計画を考えていき、事業計画を意味のあるものとして達成をしていってください。。
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家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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