今年の箱根駅伝を見て感じたこと

新年、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

今年、最初のブログに何を書こうかと考えていましたが、やはり今年も箱根駅伝で感じたことを書こうと思います。

私の甥は、昨年まで神奈川大学で箱根駅伝に出場させていただいていました。

そんなこともあり、今年も箱根駅伝を応援しています!

神奈川大学は、11月に行われた全国大学駅伝で20年ぶりに優勝を果たし、箱根駅伝でも青山学院大学、東海大学とともに、3強の一角として優勝候補にもあげられていました。

結果は13位と優勝することはできませんでしたが、10人全員で最後まで襷をつないだことは大きいと思います。

さて、こういう私も、大学まで駅伝をしていて、大学受験の際は、箱根駅伝を念頭に本気で関東の大学への進学を考えていました。

結局、名古屋の大学に進学し箱根を目指すことはありませんでしたが、陸上部に入り全日本大学駅伝への出場を目指していました(残念ながら私の代が出場することはできませんでしたが)。

陸上は大学卒業でやめて、就職後は趣味でジョギングをして、20代のころは昔とった何とかで、フルマラソンに何度か出場もしていました。

今は、経営コンサルタントとして、陸上とは関係のない仕事をしていますが、駅伝をしていたことで今の自分をつくってくれていると思うことがいくつかあります。

今の自分を作ってくれていると思うことは、

1.勝とうとする気持ち(情熱)の大切さ

2.緊張する場面での対処の仕方

3.襷(たすき)の存在

勝とうとする気持ち(情熱)の大切さ

5000Mや10000Mのレースでライバルと競っているときに、持ちタイムに大きな差がなければ、勝とうとする気持ちが強い選手の方が勝ちます。

走っている最中に当然相手と話すわけではありませんが、走り方やしぐさ、全体的な雰囲気などで、相手が今強気でいるのか、弱気なのかが分かるような気がします。

相手も自分も、体力的にも精神的にもつらくなってから勝負を分けるのは、勝とうとして最後まであきらめない気持ちを持っている方です。

勝とうとする気持ちは、仕事におきかえると“情熱”になると思いますが、この情熱が、仕事を成し遂げれる上でとても重要だと思います。

緊張する場面での対処の仕方

長距離のレース前は、当然緊張します。レースに対する緊張感とこれから訪れる自分を極限まで追い込むことに対する恐怖心と入り混じった感情です。

緊張感や恐怖心をうまくとることは難しいと思いますが、そのような場面を何度か経験することが有効だと思います。

仕事をしていると緊張する場面もありますが、陸上と仕事で状況が違っても、緊張する場面という点では同じですので、緊張する場面を多く経験しておくことは対応力を身につける上でも有効だと思います。

襷(たすき)の存在

”長い距離を1人で走ることは、とてもつらいことです。そのようなつらい状況で最後まで走りきることができるのは、1本のたすきがあるからです。”

これは、今でも覚えていますが、私が結婚式の挨拶で話した言葉です。

見た目には分かりにくいと思いますが、たすきは仲間の汗で重みがあります(今は機能向上で速乾性がいいかもしれませんが)。

駅伝では、調子がいいときも、そうでないときもあります。

トラックなどの個人レースでは、調子がよくないときは途中であきらめたくもなりますが、駅伝でたすきを背負っているときは、調子がよくないときでも、最後まで全力を尽くすことが自然にできます。

たすきは、渡してくれた前の走者だけでなく、支えてくれている両親、監督、コーチ、先輩や同僚など、いろいろな人からつないでもらっていると思います。

仕事においても同じで、お客様、会社の上司や仲間、家族など、いろいろな方からたすきをつないでもらって今の自分があると思います。

多くの方々から渡していただいた襷を、しっかりと次につなげられるよう最善を尽くしていくことが重要で、しっかりとつなげていきたいと思います。

本年も皆様といっしょにチームイエダとして襷をつなげていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

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出身地:愛知県一宮市
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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