みなさん
こんにちは。
昨年くらいから、メディアでもSDGsの話題が多く発信され、実際に取り組んでいる企業や関心をもっている方も増えています。
しかし、SDGsの達成度からみると、2019年度の日本の順位は世界15位となっており(Sustainable Development Report)、SDGsが進んでいるとはいえません。
私は人生をかけて成し遂げたいことが3つあります。
1.世の中から貧困をなくす
2.人々が自分の特徴を活かしている社会にする
3.他者への思いやりをもつ社会にする(環境を含め)
まさにSDGsが達成された世界にしたいと志しています。
その中で企業が果たすべき役割は非常に大きくなります。
SDGsが目標としている社会的問題に対して、企業が役割を果たす経営モデルとしてCSV経営が重要となってきます。
CSVとは
CSVとは、Creating Shared Valueの略で、日本語では共通価値の創造となります。
共通する価値とは、経済的価値と社会的価値です。
経済的価値とは、企業が活動することで得られる利益などの経済的な価値で、いわゆる儲けということになります。
社会的価値とは、社会に存在する問題、例えば、貧困問題、環境問題などを解決して得られる社会全体の価値です。
CSVとは、企業が社会的価値を創造しながら、経済的価値につなげていくという経営モデルで、
2006年に戦略論の第一人者であるハーバード大学のマイケルE.ポーター教授が提唱しました。
CSVというと、何か新しい経営モデルと思われるかもしれませんが、みなさんの会社においても、現在、何らかの社会問題を解決することで売上と利益につながっているはずです。
また、日本では、「三方よし」という考え方があります。「売り手よし」「買い手よし」「社会よし」という精神で、三方よしはCSVとつながる考え方です。
CSV経営を通して、顧客だけでなく、社会に対してどのように貢献していくかについて、会社も社員も考えて行動し、それが利益にもつながっていくことが重要です。
CSV経営が日本、そして世界で広がることがSDGsの達成にもつながり、いい世界になっていくための大きな原動力になります。
「CHANGE THE WORLD=世界を変える」の精神で、顧客のみならず、その先の社会に貢献する会社が増えていくサポートをするのが私の使命だと思っています。
自分自身のCSV
私は、大学では農学部林学科に所属していました。
林学科を志した理由は、母の実家である静岡県の引佐郡(現浜松市)の山に魅了され、山に関わる学部にいきたいと思ったからでした。
日本は、山林が多い国ですが、林業経営という観点では、輸入材におされて間伐などの適切な管理ができていないため、山が荒れ、本来有している保水力も弱まり、大雨による土砂崩れにより、大切な命や財産が失われています。
大学を卒業するときに、林業関係の仕事を考えていましたが、林業と経済が両立をしなければ健全な森林の維持ができないとの考えから、経済の仕組みを勉強するためにリクルートに入社を決めました。
今思えば、当時思っていたことはCSVの考え方であり、今こそ、当時からの志を達成させる時だと思っています。
しかし、これを達成するためには、多くの難しい問題もあり、私一人の力では解決はできないため、同じ志を持った方とのパートナーシップをとっていくことが必要です(SDGsの17番目の目標にもあります)。
「CHANGE THE WORLD=世界を変える」の精神で、顧客のみならず、その先の社会に貢献する会社が増えていくサポートをし、健全な林業の実現のための行動をとっていくことでSDGsの達成に貢献していきたいと思っています。
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家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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