経営理念を浸透させたいと考えている経営者の方に

みなさん

こんにちは。

「経営理念が社員に浸透しない」と悩まれている経営者の方も少なくないと思います。

経営理念を浸透させるために、経営理念を書いた紙を貼る、毎日経営理念を言葉に出すという方法もあります。

最終的には、経営理念が社員の日々の行動に、どのように表れているかが重要になります。

つまり、経営理念を社員の日々の行動に落とし込むことが重要です。

経営理念を社員の日々の行動レベルにまで落とし込むためには

経営理念を社員の日々の行動レベルまで落とし込むためには、以下のステップが必要です。

1.経営理念を基にして戦略を構築する

2.戦略の見える化&社員の共有

3.戦略の実行

4.社員の日々の行動

上記の流れを実行するための経営管理手法がバランス・スコアカードです。

バランス・スコアカードは、「戦略マップ」→「スコアカード」→「アクション・プラン」という流れで、経営理念を日々の行動レベルまで落とし込んでいきます。

戦略マップ
経営理念を基にして、SWOT分析・クロス分析等より、結果が出る戦略を構築し、「戦略マップ」としてA4用紙1枚に纏めることで全社員が戦略を理解・共有していきます。

スコアカード
戦略マップ上の戦略目標をKPIとして数値化することで、戦略の進捗状況を見える化して実行していきます。

アクション・プラン
KPIを行動計画に落とし込み、社員の日々の行動レベルまで落とし込んでいきます。

また、バランス・スコアカードは経営者が全社版を作成した後、その全社版を基にして、部門版を各部門自らが作成していきます。

営業部を例にとると、全社版をもとにして、営業部長が営業部版を作成していきます。
そのことにより、全社戦略との整合性を保ちながら部門責任者自ら部門戦略の構築と目標設定をすることで自主性が生まれます。

そして、営業部版を基にして、営業部の各メンバーが個人版を作成していきます(人から決められた目標でなく自分ごととなる)。

以上のプロセスにより、経営理念を社員の日々の行動に落とし込むことが可能になっていきます。

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出身地:愛知県一宮市
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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